がん統計

主要死因別粗死亡率年次数位のグラフ

第二次世界大戦後、結核や肺炎などの感染症の死亡率は減少し、がん、心疾患などの生活習慣病の死亡率が増加しています。1981年からは死亡原因の第一位となっています。近年では総死亡の約3割を占めています。

各種統計、数値は「がんの統計'08」の最新の数値を用いています。

部位別がん死亡数(2006)

部位別がん死亡数のグラフ

2006年の部位別の死亡数は、男性では「肺がん」が最も多く全体の23%を占めており、次いで胃(17%)、肝臓(11%)、結腸と直腸をあわせた大腸(11%)、すい臓(6%)となっている。
女性では「胃がん」が最も多く13%(結腸と直腸あわせた大腸では14%になり胃より多い)、次いで肺(13%)、乳(9%)、肝臓(8%)の順になっています。

部位別がん死亡率(2006)

部位別がん死亡率のグラフ

死亡率:人口10万人当り何例死亡するかで示されています。

多くの部位で男性が女性を上回る死亡率を示しています。特に口腔・咽頭、食道、肝臓、喉頭、肺、膀胱、腎臓では死亡率が女性の2倍以上を示しています。

男性を見てみると肺(74.6)、胃(53.2)、肝臓(36.7)、結腸(22.2)、すい臓(20.4)の順となっています。
これに対し女性では、胃(27.4)、肺(26.8)、結腸(21.1)、乳房(17.3)、肝臓(17.2)の順に高くなっています。結腸と直腸をあわせた大腸は女性では1位(29.2)、男性では4位(36.6)となります。

がん検診の受診率

2007年がん検診受診率

2007年に実施された国民生活基礎調査によると、男性で胃がん(32.5%)、肺がん(25.7)、大腸がん(27.5%)とがん検診の受診率のなかで30%を超えたのは胃がん検診のみです。

女性を見てみると胃がん(25.3%)、肺がん(21.1%)、大腸がん(22.7%)とすべての検診で男性の受診率を下回っています。また、女性がんと言われる乳がん(20.3%)、子宮がん(21.3%)と受診率は2割台前半となっており、女性の受診率の低さが伺えます。

厚生労働省のがん検診政策レポートには以下のような記載があります。

現在、我が国では、年間約60万人の方が、新たにがんに罹っています。また、年間30万人以上の方が、がんが原因で亡くなっています。
一方、診断と治療の進歩により、がんが進行する前の初期の段階で発見できれば、治る確立も高くなっています。ただし、がんは初期の段階では明らかな症状がないため自分で気付くことが困難です。
そこで、がんを初期に発見するため、がん検診が実施されています。

「がん」による死亡率を下げるには、がんの早期発見が大切なことが分かります。

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