生化学検査の項目

デメカル生活習慣病検査キットでお調べ頂ける検査項目についての解説です。

たんぱく代謝の検査 総タンパク(TP)基準値範囲:6.5~8.0g/dL
身体の栄養状態を教えてくれます。

総タンパク(TP)は、赤血球、白血球、血小板などの血球成分を分離した血しょう中の蛋白成分のことを言います。総蛋白には100種類異常の成分があるといわれ、生命維持に大きな役割を果たしています。

この検査が高くなる場合には、骨髄腫や脱水症状などが考えられます。低くなる場合は、食物から栄養が十分取れていない時、肝臓の病気、糖尿病、腎臓の病気などが考えられます。

アルブミン(Alb)基準値範囲:4.0~5.1gm/dl
栄養状態や肝臓・腎臓の状態を教えてくれます。

肝細胞で合成される蛋白で、総蛋白の約60%を占めます。アルブミンは血液の浸透圧を保つ役割やホルモンやお薬などを各臓器や組織に運ぶ役割を持っています。

その量や変化の仕方によって病気との関連を調べることができます。アルブミンが増加する病気はあまり知られていませんが、低くなる場合は、栄養不足、消化・吸収の能力の低下、消耗性疾患、肝硬変、ネフローゼなどがあります。アルブミンが少なくなると、栄養が行きわたりにくくなり、疲れやすくなったり、だるくなりやすかったりします。アルブミンが極度に低下すると「むくみ」の原因になります。

肝機能の検査 GOT(AST):基準値範囲:10~40IU/L
肝臓や筋肉・血液の異常を教えてくれる酵素です。

アミノ酸代謝に重要な働きをする酵素で、ASTは肝臓、筋肉、赤血球などに含まれています。

ASTは肝臓・心臓・筋肉の細胞に多く存在するため、主に肝臓や心臓の状態を把握するために測定されます。肝炎や心筋梗塞、赤血球が壊れたとき、激しい運動後などで高くなることが知られています。ASTが単独で高い場合は、肝機能より、心臓、筋肉、血液系に問題がある可能性があります。

GPT(ALT):基準値範囲:5~45IU/L
肝臓の異常を教えてくれる酵素です。

ALTは、アミノ酸代謝に重要な働きをする酵素で主に肝臓に含まれていて、肝細胞が壊れると血液中に出て高い値になります。ALTの値と比較して肝臓病・血液疾患・筋疾患などの鑑別が可能となります。ALTが高いと肝臓疾患が疑われます。

γ-GTP:基準値範囲:5~37IU/L
アルコール性肝機能障害や胆嚢系の異常を教えてくれる酵素です。

γ-GTは主にアルコール性肝機能障害や胆嚢結石などの胆嚢系統の病気や膵臓系統の病気で高くなります。ASTとALTと併せて肝臓機能の状態を把握することができます。一般的にγ-GTはアルコール習慣の指標とされ、禁酒すると2週間後に前回値の1/2程度に改善すると言われています。また、一部の薬剤の服用によっても上昇します。

脂質代謝の検査 総コレステロール(TC):基準値範囲:128~220mg/dl
身体に大切な成分ですが、高値なら動脈硬化の原因にも...

総コレステロール(TC)は、血液中のコレステロールの量のことをいい、血液中の重要な脂質です。血液中のコレステロールは、約8割が肝臓を中心に身体の中で作られ、残りの2割が食事にって摂られています。細胞膜の構成要素やホルモンの材料などになり、人間の身体には欠かせない大切な要素ですが、高すぎると動脈硬化の原因にもなります。ただ、値が低すぎるとホルモンバラスに異常をきたすなど身体に悪影響を及ぼすこともあります。

中性脂肪(TG):基準値範囲:30~160mg/dl
重要なエネルギーですが、動脈硬化の原因にも...

中性脂肪はエネルギー源としては重要ですが、過剰に摂取すると体内に蓄えられ悪影響を及ぼします。食事の影響を受けやすいので、血液検査を行うときには、空腹時に何回か測定するのが望ましいです。

値が高くなる場合は、動脈硬化を促進する危険因子や、すい臓炎の原因となります。減りすぎると脂溶性ビタミンの吸収が低下し、体の潤いや肌の張りなどが損なわれることがあります。

HDLコレステロール(HDL-C):基準値範囲:41~110mg/dl
動脈硬化を防ぐ善玉コレステロール

HDLコレステロール(HDL-C)は、血液中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割をしています。血液中のコレステロールが増えるのを防ぎ、動脈硬化を予防すると言いわれており、「善玉コレ ステロール」と呼ばれています。

生活習慣よる影響を受けやすい性質があり、高めであれば長寿といわれています。低下している場合は動脈硬化を促進させる可能性があります。高カロリー食・運動不足・肥満・喫煙・遺伝などに影響されます。

LDLコレステロール(LDL-C):基準値範囲:60~139mg/dl
増えると危険な悪玉コレステロー ル

LDL-コレステロールはコレステロールを細胞に届ける役割があります。食生活などの生活習慣に影響されやすいといわれています。

細胞に必要以上にコレス テロールが増えてしまうと、血管を硬化させ動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。そのためLDLは「悪玉コレステロー ル」と呼ばれています。

腎機能の検査 尿素窒素(BUN):基準値範囲:6.0~22.0mg/dl
腎臓の機能障害があると高値に。

尿素窒素は血清の尿素に含まれる窒素分です。尿素はたんぱく質の燃え尽きた物質として血液中に含まれており、腎臓を通過するときに、一部は血液中に戻り、残りが尿中に排泄されます。尿素窒素の検査から腎臓の働き知り、たんぱく質の代謝の状態を知ることができます。値が高い場合は腎機能障害や脱水などが考えられます。

クレアチニン(Cre):基準値範囲:0.4~1.0mg/dl
腎臓の機能障害があると高値に。

クレアチニンは、筋肉の中に含まれるクレアチンという物質が分解されてできた老廃物です。そのほとんど再吸収されることなく腎臓から尿中に排泄されるので、腎機能の指標としてよく用いられます。

このクレアチニンの排泄量は、筋肉の発育(年齢、体重)と運動量に関係するといわれています。値が高いと腎臓機能の低下・筋 肉の病気・脱水などが考えられます。

尿酸の検査 尿酸(UA):基準値範囲:2.3~7.0mg/dl
高いと痛風の原因になります。

尿酸はプリン体という物質の代謝によって生じる燃えカスのようなものです。その多くは尿とともに対外に排泄されますが、うまく排泄されず血液中に多く含まれてしまうことがあります。

血液中の尿酸が高くなった状態を「高尿酸血症」といい、尿酸が血液中に溶けきれなくなると結晶化して関節などに沈着します。関節に沈着して痛みを伴うようになると「痛風」といわれます。プリン体を多く含む食事やアルコールの飲みすぎなどに注意が必要です。

糖代謝の検査 血糖(Glu):基準値範囲:65~109mg/dl
最初は自覚症状がないのが糖尿病

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことです。炭水化物はブドウ糖に消化され、、小腸から吸収されます。

吸収されたブドウ糖はインスリンの働きで、各組織の細胞に取り込まれ、エネルギー源と芯ります。余分に怠ったブドウ糖は脂肪に置き換えられ蓄積されていきます。血糖は食事、ストレス、ホルモンのバランス異常芯どに諸条件に左右されることがあります。

空腹時の血糖値が高い場合は糖尿病の可能性があるため精密検査が必要です。ま た、極端に血糖値が低い場合はインスリンの過分泌状態も疑われます。 糖尿病でなくても、妊娠、ホルモン分泌異常などで高くなることがあります。

ヘモグロビンA1c(HbA1c):基準値範囲:4.3~5.8%
糖尿病のよりよい指標

血糖値は、食事の影響を受けやすいですが、HbA1cは採血直前の食事などの影響を受けず、約1~2ヶ月前の血糖値の状態を知ることができます。そのため、糖尿病の検査には欠かせない検査項目の一つです。

高感度CRP 急性期反応タンパク(hs-CRP):BEAUTICALのみ »
動脈硬化の予知因子として注目されています。

近年、微量のCRPが測定可能と砿り、高感度CRPと言われています。

動脈硬化を持っている人は己の高感度CRPが普通の人に比べて高いととが知5れるようになりました。また、高感度CRPでは、糖尿病や肥満、喫煙、加齢でもCRPが上昇するととが次第に分かるように芯り、コレステロール値などのデータと合わせることにより明確芯動脈硬化のリスクが分かるように芯ってきました。同じCRPでも炎症性の場合と動脈硬化(血管の炎症性)の場合とは濃度レベルが大きく違っています。

CRPとは、細菌感染・怪我芯どで引き起こされる体内の炎症反応として肝臓で合成される蛋白成分です。 炎症での高値は一時的芯もので、症状力t改善されると低値に芯ります。

ケガをしたり、体のどこかに炎症があるとすぐに値が高く芯りますので、定期的芯検査をお勧めします。

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